リビングダイニングのコーディネート!お部屋が素敵になる4つのポイント

こんにちは、クマです。

 

インテリアを揃えてお部屋を素敵にしたいと思う方が多くなってきております。

しかしお部屋を素敵にするためのインテリアコーディネートってどこに注意するべきか分からない方も多いです。

今回はお部屋をコーディネートするのに必要なコツ、4つのポイントをご紹介致します。

この4つのポイントを基にお部屋をコーディネートしましょう!

 
【この記事の信用性】
・インテリアコーディネーターの資格を取得
【インテリアコーディネーター資格No,120855A】
・インテリアコーディネーターとしてインテリアショップで10年以上勤務
・実際にお店でお部屋のコーディネートを行わせていただいており、年間約300組前後のお客様のお部屋をコーディネート

 

インテリアコーディネートの4つポイントとは

①サイズ  ②インテリアスタイル ③カラー ④デザイン・テイスト 
 
このポイントをしっかりと確認していただければ綺麗で統一感のあるお部屋にすることができます。

これから自分のお部屋に合ったリビングダイニングをコーディネートしたい方にはぜひ押さえて頂きたいポイントになります。

それでは詳しくお話ししていきましょう。

【インテリアコーディネートのポイント】 サイズ

サイズ確認

 

サイズのポイントはお部屋の広さにあっているか、圧迫感はないか、まわりの家具との距離感、家具の高さ、人が通る動線が確保されているかが重要です。

 

サイズはとても重要で、お部屋のサイズを測っておかないとインテリア選びは始まりません。
お買い換えで、サイズ変更等が無く同じサイズを購入する場合は問題ないですが、測っておいたほうが大きくしたいなと思ったときに選びやすくなります。

例えば、インテリアショップに行けば素敵なソファが沢山あります。
実際に見に行った際にこのソファを置きたい!って思ったときに、今のソファより大きい、形が違う場合は入るか分からないと思います。

帰宅してから確認すればいいじゃん!って思いますが、ほしいと思って家に帰って実際大きすぎて入らないってなったら、、、とても残念な気持ちになってしまいます。

そこからまた探すって結構大変です。

サイズの確認さえしておけば、その日で購入とまではいかなくても家にぴったりの検討できる家具を見つけることが出来ます。

サイズを見るときの重要なポイント【生活動線

人間工学では、人一人分に必要な動線は約70㎝前後ほどと言われており、最低700㎜は空けないと動きにくくなってしまいます。

しかし、だからといって家具同士の距離感を全て70㎝にするのは間違いです。

どこの動線生活動線になるのか(頻繁に人が行ききする道)を考えてバランス見ることが大切です。廊下からリビングダイニングに入ってきた場合、目の前に家具が合ったら邪魔ですよね。また、家具そのものの使い方に合わせた家具同士の距離感も重要です。

ダイニングチェアは、座る時のスペース(引きしろ)には50㎝は必要になります。
また、チェアの後ろにキャビネットを置いていたり、人が通る動線を確保する場合はそれに応じてスペースの確保が必要になります。特に人が頻繁に通る動線は100㎝~120㎝はスペースが無いと、すれ違う時に窮屈感が出てしまいます。

 

お部屋のサイズも測りましょう

家具購入の前には必ずお部屋の寸法も確認しましょう!

お部屋のサイズを測る場所は、下記のポイントになります。

 

1,お部屋の四辺の長さ
2,天井の高さ、梁の確認
3,ドアの幅と高さ
4,窓の位置と幅と高さ
5,家具サイズ
6,コンセント位置

 

リビング

お部屋の四辺の長さ

こちらは図面(平面図)があれば確認ができるものではありますが、実際に測っておくと安心できるので測りましょう!

基本的な部分ですが、忘れがちなのが隅にある柱などでこぼこした部分。
全ての隅には無いですが、戸建てやマンションでもお部屋によっては柱が出っ張っている可能性があります。

出っ張っていない所だけ測ってあって、実は反対側には柱があった場合、サイズ感が大幅に変わってきます。
しっかりと四隅全て測りましょう!

そして、部屋にはドアと窓があります。ドアまでの距離とドアの幅まで測ってください。窓も同様です。
図面が無い方は、白紙にラフな感じで記入しておくと良いと思います。

天井の高さ、梁の確認

床から天井までの高さになります。

こちらも忘れがちなのが梁になります。

天井も場所によっては梁があり、一番高い天井より下がっている場所があります。

しっかりと天井を確認して、下がっている部分があれば床から天井を測りましょう!

また、梁が壁からどれくらい出っ張っているのかも一緒に測っておきましょう。

ドアの幅と高さ

ドアの横幅と高さを測りましょう。

ここでポイントですが、扉のサイズを測るのではなくドアを開けた際の横幅と高さです。

また、ドアの種類と内開きか外開きなのかも要チェックです。

ドアの種類・開き扉

・スライドドア(1枚、2枚、3枚扉)

・両開き戸

 

窓の位置と幅と高さ

家具の配置は窓に位置や大きさによってとても影響されます。

窓の横幅、高さは勿論、壁から窓までの位置までしっかりと測ってください。

大型家具は搬入の際、ドアから入らない場合は窓から搬入させるケースもありますので、事前に測っておくと良いです。

ちなみにサイズとは別の話しになりますが、窓が外れるかどうかも確認しておいてください。

家具搬入を窓から行えるか確認する場合、大型家具は窓自体を外さないと入らない場合もありますのでチェックし置いてください

家具サイズ

買い替えの場合は、今持っている家具のサイズを測ることはとても大切です。

横幅、奥行き、高さをきちんと測ることで、買い替える家具のサイズが決まってきます。

コンセント、スイッチの位置

こちらも意外と忘れがちな部分です。

テレビボード、フロアランプ、キッチンボード、冷蔵庫など電化製品を置く位置を決めるのにとても大切なポイントになります。

また、照明のスイッチの前に家具を置かないようにするためにも必要です。

以上の6つのポイントをしっかりと測ることで、失敗なくインテリアを選ぶことが出来ます。

大変な作業ではありますが、サイズが違った、思っていたより大きかったなど後々後悔しないためにもぜひ参考にしてください。

自分の部屋の寸法を測る

家具をうまく配置するためには、自分の部屋の寸法を知っておくことが大前提となります。

同じ6畳や8畳でも、全ての部屋が規格通りの寸法ではありません。

部屋によって違うことがほとんどなので自分で測ってみるのが一番です。

図面があればそこにどんどん書き込んでいき活用していきましょう!

サイズを見るときの重要なポイント【ライフスタイル】

ローソファ

ダイニングテーブル、ソファは特にどう過ごしたいかライフスタイルに合わせてサイズ決め』も大切ですね。

今現在の過ごし方もそうですし、今後どうしたいかの未来行動をイメージすることも大切です。

ダイニングテーブルなら、お食事だけでなくお子様の勉強として使用するのか、ご自身の仕事で使用するのか、趣味なども含めて多目的に使用する場合はそれも考慮したうえで考える必要があります。

今はリビング学習が多くなってきてますね!

ソファは座る人数は何人ぐらいか、横になって寝転んでくつろぎたい、脚を伸ばして過ごしたいなどに合わせて、大きさや形も合わせていく必要があります。

テレビボードはテレビの大きさ(インチ)が重要です。40インチ前後であれば120㎝程、50インチ前後であれば150㎝程、60インチ前後であれば180㎝程が必要です。
テレビがボードに置ければ問題ないでしょと考える方もいますが、バランスよく綺麗に見えるほうがオシャレにコーディネートできるのでサイズもテレビの大きさに合わせて考えてください。

また、レコーダーやDVDなどの収納の種類、大きさ、量がどれくらいあるかも事前に確認が必要です。また、スピーカーをテレビボードの上に置く場合にも、スピーカーの大きさが必要になります。

 

 

収納棚などのキャビネットは、どんなものを収納するか、したいかを考えておくと良いです。
全てに当てはまりますが、適当に置けるサイズをチョイスしてしまうと、必ず失敗します。
大型家具のダイニングテーブル、ソファ、テレビボード、キャビネット何を収納するか、置くかなど使うイメージが重要となりますので、しっかりとイメージしてください。

 

家族構成、家での過ごし方が最も重要ですね!

自分や家族にぴったりのインテリアを実現させるには、ライフスタイルに合った機能性と好みを反映させたデザインの双方に配慮することが大切です。

まずは毎日のライフスタイルの振り返り、どんな機能性が必要か考えてみてください。

リビングダイニングの場合は家族の人数や年齢構成、食事の仕方、団らんの過ごし方、来客の頻度などです。

ご使用者、ご家族の人数を把握しましょう。

ご家族は4人だけど、近くにご両親がいて、友人が遊びに来る頻度が多いなどもおおよそでもイメージしておくことが重要です。

沢山集まることが多い場合は、それなりの大きさが必要になります。

ダイニングテーブル、ソファなど皆さんで使うことが多いアイテムは、過ごす人数の把握がひつようになります。

家族は4人だけど、週に一回は親が遊びにくる、お料理教室を開いているのでそれに合ったテーブルの大きさが必要など、過ごし方はさまざまなので必要なポイントです。

 

今人気のダイニングテーブルが伸長式のテーブルです。
うちのお店でも伸長式のダイニングテーブルは人気で、普段はコンパクト(通常サイズ)にしておりて、お客様が来た時に伸長させることが出来るので、圧迫感なく使えて便利です!

住まいは、毎日の暮らしに必要なものが必要な場所に使いやすく、綺麗にコーディネートされていることが基本です。

毎日ふれたり目にするものなので、家族が一番落ち着けて、心からリラックスできるカラーやデザインを探しましょう!

サイズを見るときの重要なポイント【家具の高さ】

家具のサイズを見るとき、平面的にサイズを考えがちですが、それだと間違いなく失敗します。

家具の高さもお部屋に与える印象が違くなります。高いものが多いと圧迫感が出てしまうので、低い家具で揃えるほうが広く見せることができます。
しかし、低い家具のみで揃えてしまうのも、のっぺり感が出てしまいます。

 

高さもバランスです!

高さがバラバラで、高さの差がありすぎるとチグハグになってしまいますが、ポイントを絞って1っか所もしくは2か所だけ高さの差が出るようにしたりすると良いです。

例えば、ダイニングテーブル、キャビネット、ソファは同じぐらいの高さで揃える。
テレビボードを壁面テレビボードにして高さを出すレイアウト。
しかし、壁面テレビボードだけ高さが違うより、高さのある観葉植物を横に置いたりするとトータルで見た時のバランスが良くなります。
また、壁面を上手に使い高さのバランスを取る方法もあります。目線の高さにアートを(フォーカスポイント)を飾り、遠くから見た時に高さがあるように見えるのでバランスよく見せる効果があります。

好みのインテリアスタイルを見つける

チェックポイント

 

お部屋のスタイルを見つける

どんな雰囲気のお部屋にしたいか(テイスト/スタイル)も重要で、ざっくりとしたイメージでも良いので、インテリアを決める前にも考えておくべきポイントになります。

「スタイリッシュでかっこいいお部屋に」
「木のナチュラル感のでるお部屋に」
「ごちゃごちゃしてないシンプルなお部屋に」
「ホテルチックに高級感のあるお部屋に」
「昭和的なアンティークなお部屋に」

など決めておくと探しやすくなります。

部屋は内装や家具は勿論、小さな雑貨(小物)まで自分で選んだものが積み重なって出来上がっていきます。

デザインはさまざまな選択肢があり、理想の部屋を作るには自分が好きなインテリアスタイルを知る、見つけることが大切になります。

自分だけでなく家族の好みやライフスタイルを確認しながら、お部屋のスタイルを見つけましょう。

お部屋のタイプ

・北欧

・モダン (シンプルモダン / ナチュラルモダン)

・クラシック

・トラディショナル

・エレガント

・アジアン

ナチュラ

・フェミニン

・カントリー(フレンチカントリー)

・シンプル

これ以外にもたくさんのスタイルがあります。

好きなタイプのスタイルを見つけてください。

インテリアエレメントのバランス

 

インテリアエレメント = インテリアを構成する要素

※お部屋をつくる内装、家具、カーテン、照明など単体のインテリアのことです。

単体が素敵なインテリアでも、お部屋に合わなければその良さは生きません。

単体の良さよりお部屋の中での組み合わせ ※コーディネート が重要です。

今のお部屋に新調するときは、今の部屋に合うか、他のものとの相性、全体のバランス、調和を考えなければいけません。

家具は勿論、サイズ、カラーも全体的に考える。

いわゆるトータルコーディネートですね。

サイズは平面的に考えがちですが、立体的な広がりとして意識しボリューム感が大切です。

狭い部屋では圧迫感が出ないように、天井が高く広い部屋には大きめの家具を置いてダイナミックさを活かすなどコーディネートしてみましょう。

 

インテリアコーディネートのポイント】 カラー

 

インテリアカラー

 

カラーのポイントはお部屋に対して3~4色程度にまとめて頂くと統一感がでます。カラーが多すぎてもガチャガチャして見えますし、1色2色では寂しく感じてしまいます。

しかし、3~4色でまとまるからといって、適当に3~4色入れてはいけません。ここからさらに大事なのは、ベースカラーアクセントカラーです。

ベースカラー

ベースカラーお部屋のメインとなるカラーです。ダイニングテーブルやソファ、テレビボード、キャビネットなどが含まれます。いわゆる大きい家具ですね!ベースカラーはお部屋の中で1~2色にしてまとめてください。

 

ベースカラーは70%程の割合になるお部屋のメインとなるカラーです。大きな家具を1~2色でまとめることで、まとまり感のある綺麗なカラーバランスになります。

ナチュラル引用:https://www.pinterest.jp/pin/797348308997395007/

 

上記のお部屋は、ナチュラル色をベースカラーに1色でまとめた、シンプルナチュラルなコーディネートになります。このように、ダイニングテーブルセット、ソファ(木枠)、テレビボードなど大きな家具を揃えるだけで綺麗にまとめることができます。

また、素材同士の色を合わせる事もポイントです。上記のお部屋のソファはクッション自体はライトグレーですが、素材はファブリックなのでカラーを別にすることでアクセントを付けることができます。木材同士は全てナチュラルでまとまっている分、ソファのクッションのカラーを違うカラーにするだけでメリハリがつきます。

アクセントカラー

アクセントカラーとはベースカラー(メインの家具)より小さいのも、ラグ、カーテン、照明からクッションなどの小物系がそれにあたります。

アクセントカラーも同様に1~2色でまとめてください。ベースカラーよりも面積は小さいので、ベースにアクセントをもたらすカラーですね!

小物系であれば季節によっても変えられるので、インテリアを楽しむこともできます!

アクセントカラーはベースカラーを除いたお部屋全体の25~30%ほどでまとめて下さい。

アクセントカラー

引用:https://www.pinterest.jp/pin/304555993537342392/

 

お部屋のベースカラーは木材のナチュラルでまとめ、アクセントカラーにはライトグレー系と観葉植物のグリーンを取り入れた空間です。シンプルな空間ですが、観葉植物のグリーンをソファ横だけでなく、ダイニングテーブルやキャビネット上にも置くことでお部屋全体にグリーンの繋がりができ綺麗に見えますね。

ソファクッション、ラグのライトグレー(ベージュ)とダイニングチェアの座面にもグレー系を入れて繋がりのある空間になっておりますね。

ベースカラーにもアクセントカラーにも言えますが、お部屋が一つの空間だった場合(リビングダイニングが一つの空間)リビングにだけ、ダイニングにだけ色を偏って分けてしまうよりリビングにある色をダイニングにも、ダイニングにある色をリビングにも取り入れることでより一つの空間の繋がりができ綺麗に見えます。

あえて分けるカラーコーディネートもありますが、コーディネートが難しいのでオーソドックスなカラーコーディネートがオススメです。

お部屋のインテリアに重要なカラーコーディネート

お部屋のテイストによっても取り入れる色も変わってきますし、取り入れる色によって雰囲気がガラリと変わります。

しかし、実際にどんな色を取り入れたらお部屋に合うのか、色のもたらす効果は分からいものです。

お洋服と違って家具は試着ができないので、頭の中でイメージすることになります。
現在では3Dシミュレーションなどを活用して色味を見ることも出来ます!

色の基礎や効果を知っていればテイストを決めやすく、インテリアも選びやすくなります。

カラーコーディネートに必要な色の基礎知識、配色と色の効果

インテリア

色の基礎知識

①配色の基本②色の効果

 

色の基礎知識

赤、黄色、青が三原色

赤と黄色を混ぜるとオレンジ、黄色と青を混ぜると緑になります。

3原色をもとにして色を繋げたものを色相環と言います。

色相環は3原色に緑を加えた12色の事です。

色と色の関係を凝縮したもので、派手な色から地味な色までさまざまな色が含まれます。

その大本が赤、黄、青の3色です。

3色を混ぜることによって色が生まれますが、そのメインとなる色(純色)を似た色の順に並べてリング状にしたものが色相環です。

 

色相環を見ると色と色の関係が分かりやすく、これを基に身の回りの色を整理するとカラーコーディネートがグッと楽になります。

カラーコーディネート

 

この環で向かい合う色が反対色、ふたつとなりまでが類似色となります。

色には色のある色と色のない色があります。

無彩色と有彩色

無彩色とは白と黒、灰色の事で、色味を感じられない色で、それ以外は色味のある色で有彩色となります。

プチポイント

無彩色と有彩色の関係性は、無彩色を軸に有彩色が上下に明暗、内部が鮮やかさを表しております。

 

明度と彩度(トーンイメージ)

明暗を表す明度、鮮やかさを示す彩度

同じ色でも明るさや鮮やかさによって一つの色の中に幅があります。

これは明度と彩度の違いにより物で色の明るさを明度といい、白に近づくほど明度は高く、黒に近づくほど明度が低いと表現します。

彩度は色の鮮やかさや強弱を示す度合いの事です。

彩度の高い色は澄んで派手に見え、低い色は濁って地味になります。

インテリアでは彩度と明度の微妙な違いが印象を左右する大きなポイントになります。

 

明度×彩度=トーン

色の調子の事をトーンと言います。

明度と彩度を組み合わせによって表現されます。

純色に白、黒の無彩色を混ぜ、明るさと彩度を調整すると同じ色でもダークな色になったり、ライトな色になったりします。

配色の基本

同じ色でも配色によって印象が変わる

インテリアは床、壁、天井、家具、ファブリック、小物とさまざまな要素で成り立ってます。

単体ではなく、必ず別の色と隣り合ってますので一つの色だけに注目しても意味がなく色同士の組み合わせやバランスによって印象が変わってくるのです。

 

配色組み合わせの基本は4パターン

2色以上の組み合わせの事を配色といい、その基本パターンは4種類に分けられます。

①同一色相配色

同色の濃炎の組み合わせなので、色数をおさえられるので初心者の方には合わせやすい配色です。

緑なら緑系で合わせる、黄色なら黄色系でまとめる方法です。

基本的に同一なので色味が入らないため、まとまり感はありますがメリハリはありません。

②類似色相配色

類似の色の組み合わせなので色同士がけんかすることなくまとめられます。

色相環で言えば、隣同士ぐらいにある色でまとめる方法です。

同一色相配色よりはメリハリはありますが、メイン色を決めて色の分量に差をつけてよりメリハリをつけると良いです。

③補色色相配色

色相環で向かい合う色、反対側にある色の組み合わせになります。

互いの色が際立ち個性的で変化の富んだ印象になります。

際立ちすぎる分、バランスを考えないと派手すぎて落ち着かない印象になります。

中差色相配色

反対色でも類似色でもない中間の色同士の組み合わせになります。

色合い的には、赤や紫、緑や青といった色になります。

上級者向きのカラーコーディネートなので、失敗すると統一感のないインテリアになりますので注意が必要です。

 

メリハリを付けるためにはトーンで変化をつける

配色には色の違いによるコーディネートの他にトーンで変化をつけるコーディネートもあります。

沢山の色をインテリアに使いたい場合はトーンを統一すればごちゃごちゃに見えずカラフルなのにスッキリと見せることができます。

コントラストの強いトーンの組み合わせなら1色使いでもメリハリのある印象にすることが出来ます。

トーンによる配色基本3パターン

同一トーン配色

同じトーン同士の配色、たくさんの色を使ってもトーンから感じられるイメージに統一感があるためまとまりやすい組み合わせになります。

初心者の方にもオススメです。

類似トーン配色

明るいと軽い、地味と落ち着いたなどの似た印象のトーンをまとめる方法です。

同一トーンよりも広がりがありますが、場合によってはぼんやりとした印象になる可能性もあります。

対照トーン配色

全く異なるトーンの組み合わせ

色の持つ印象、明るい、渋い、落ち着くなどの大きく違う配色の組み合わせする方法。

少ない色味で変化をつけたい方に有効な組み合わせですが、上級者のコーディネートになりますので注意が必要です。

色の効果

重い、軽い、暖かい、寒いなど色を見て感じることがあると思います。

色の心理的作用をインテリアに取り入れることで、理想的なお部屋にすることが出来ます。

 

暖かく感じる暖色、寒く感じる寒色

色には多くの人が共通して感じる色があります。

代表的なものが温度で、太陽や炎をイメージさせる赤、オレンジ、黄色の色を暖色。

水や氷をイメージさせる青色系の色を寒色。

暖色と寒色の部屋では体感温度に3度前後の差があると言われており、使い方次第ではインテリアの快適性が左右されることもあります。

明るい色は軽く、暗い色は重く見えます。

白と黒では黒のほうが重く感じられるように、色には重さ、軽さの印象があります。

明度の高い明るい色ほど軽く見え、低く暗い色は重く感じられます。

この明度のバランスによってお部屋に重厚感を出したり、ラフさをだしてスッキリ広く見せたりすることが出来ます。

空間の広さを左右する進出色と後退色

同じ広さの部屋でも色使いによっては狭く見えたり、広く感じることがあります。

進出色は暖色、明るい色、鮮やかな色の事で実際より飛び出して近くに感じられる色です。

後退色は寒色、暗い色、濁った色をさし実際よりも遠くに感じられる色です。

お部屋をより広く見せるためには、寒色系の色でまとめると効果的です。

しかし、明度の低い色が多いと重くなりすぎるので注意が必要です。

色の見せ方はさまざまです。

色の組み合わせで正解、不正解はありませんが、お部屋のインテリアは色の取り入れ方で変わります。

組み合わせでお部屋の雰囲気がきまりますので、配色の基本と色の効果をしっかりと把握してお部屋やご自身のイメージに合った色でまとめましょう。

 

【インテリアコーディネートのポイント】 デザイン

 

インテリアデザイン

 

 

デザインに関しては、素材や形を合わせるです!

 

・木材素材のお部屋であれば基本は木材で揃えることが大切です。
・ガラス素材であれば、ガラスやスチール系などで合わせるとオシャレです。

 

※わざとアクセントとして異素材を組み合わせるミックススタイルの合わせ方もありますので素材を合わせるのは基本的なポイントです。

デザインの合わせ方も結果的に全体のバランスです!

例えば、木材のダイニングテーブル、テレビボード、木枠のソファの空間の中に一つだけガラスやスチール素材のリビングテーブルがあると違和感がありますよね?

アクセントに入れる場合は、小物(雑貨)から始めるのが一番簡単です!

以上のポイントをおさえて頂くとお部屋がまとまって、グッとオシャレになります。

そんなに難しいことではありません。

まずはインテリア雑誌やネットでデザイン(お部屋のテーマ)を探してみると良いと思います!

インテリアは楽しみながら探して頂きたいので、考えすぎず「どんな雰囲気が好きか」を入り口に考えてみてください!

そこから、サイズ、カラー、デザインを考えると家具選びはスムーズです。

その他:生活のしやすさ(メンテナンスのしやすさ)

生活のしやすさ = 安全に使用できるか、掃除がしやすいかなど

家具や日用品は毎日の生活で汚れたり、傷ついていきます。
また、素材や仕上げによってはメンテナンスが必要になり、それによって耐久性が変わっていきます。

しっかりと、素材と仕上げのメリットとデメリットを把握して優先すべきものを選びましょう。

掃除のしやすさも勿論、素材や仕上げだけでなく、配置によっても違いますので、それも考慮してコーディネートしていきましょう。

 

その他:優先順位(予算)

 

インテリアを選ぶにあたって絶対に考えるであろう予算!

しかし、予算が少ないからといって妥協して選ぶのは禁物です。

妥協したものばかりで、中途半端なお部屋になったらどうでしょうか?

必ず不満や、やはりあれにしておけば良かったと後悔してしまいます。

優先順位をしっかりと決めて、少しずつ揃えるというのもインテリア選びで重要なポイントです。

勿論いっぺんに全て素敵に、理想の空間になればうれしいと思いますが、少しずつ揃えるのもインテリアの楽しみになるはずです!

まとめ

折角新しくするのであれば、お部屋を素敵にしたいと思うはずです。

お部屋のインテリアをオシャレにコーディネートするためには、基本が大切です。
そこらか自由に好みに合わせてコーディネートしてください。

参考にして頂き、トライしていただけたらと思います。

ポイントをしっかりと掴み、素敵なお部屋になるようにコーディネートのご参考にしてください。